アトピーは「エアリズム」は避けたほうがいいと思う→場合もあると思う

「エアリズム(ユニクロ)」をアトピーの僕が避けている理由

以下は、「化学繊維」からの刺激が肌のアトピーを誘発させているという考えと
自己の体験→結果に基づいています。

肌や症状は人それぞれであるため、
「化学繊維の服」を着る、選ぶことを否定するものではありません。

エアリズムのメリットとデメリットを比較、まとめてみる

「エアリズム」はユニクロが夏に猛プッシュしている
「汗がすぐ乾く」「ムレない」ことをウリにした機能性下着で、
「ポリエステル」や「ポリウレタン」から出来ている化学繊維100%の製品です。

汗を大量にかく夏の時期も、アトピーにとってはつらい時期かと思います。
汗がかゆみを誘発し、体をかいてしまい、アトピーが悪化する…。

そのため「速乾性」で「清潔」という表示を見ると「これはいいかも!」と飛びついてしまう、検討してしまうのは良く分かります。

生地のさわり心地もつるつる滑らかで、肌への負担もあまりないのでは?
と思ってしまいますし、セール価格だとかなり安く買えたりするので手をのばしがちです。

僕も以前は使っていました。
ですが、僕の場合はこれでアトピーがよくなることはありませんでした。

その理由として

「汗がすぐ乾く」というプラス要素よりも
「化学繊維を肌にあてる」=肌に不必要な刺激を与える
というマイナス要素の方が上回ってしまう場合の人(アトピーや肌が弱い人)には
向かないのでは、
と考えています。

このトレードオフを表にまとめるとこうなります。

エアリズム(化学繊維) 綿など(天然繊維)
メリット 汗がすぐ乾く
(かゆみ誘発要素=低)
汗が残りやすい
(かゆみ誘発要素=高)
デメリット 肌への刺激があると思われる
(かゆみ誘発要素=高)
肌への刺激が少ないと思われる
(かゆみ誘発要素=低)

こうしてみると、メリット、デメリットが混在しているのがより分かると思います。
そのため、綿100%の下着からエアリズムに変えてアトピーがよくなったという方も一定数いらっしゃいます。(検索すればすぐ出てくると思います)

アトピーの症状や誘発要素は人それぞれの部分があり、
化繊(エアリズム)が合う合わないの判断は自身で慎重にすることが必要ですが、
大切なのは「かゆみを誘発させないためにどのメリット重視するか」だと思います。

それが僕の場合は「化繊を肌に当てないほうが肌がよくなった」ため、
エアリズムをやめて肌がよくなったということになります。

エアリズム(速乾性の化学繊維)でも、綿の服でも
「汗がアトピーを誘発する、悪化させる」という基本認識は、皆同じかと思います。かゆみの原因となる「汗」を化繊によってでも肌に残すことを少なくする方が、
結果的に痒み(アトピー)を誘発させず体調がよくなるという場合は
エアリズムなどの機能性下着が有効なのだろうと思います。

「エアリズムによる汗の除去効果=かゆみ軽減効果」が
「化繊を肌に当てるデメリット」「綿で汗が肌に残るデメリット」を
上回っていると感じれば、エアリズムなどの機能性下着の選択肢でいいはずです。

僕の場合は逆で

「化繊による肌への刺激」というマイナス要素(アトピー誘発要素)が
「化繊(エアリズムなど)で汗が肌に残らない」という
プラス要素(アトピー軽減要素)を上回っていたと思われ、
そのため化繊を着る(少なくとも肌着にする)のをやめました。

化学繊維の肌着をやめた結果として、該当部位のかゆみ、赤みなどのアトピー的な部分はかなり改善されたように感じています。

ヒートテックにも通ずる、機能性下着のアトピー肌への問題点

エアリズムに限らずヒートテックもそうですが、
このような機能性下着には
「肌から汗や水分を強制的に放出する=奪っていく」という性質があります。

この性質が、アトピーや肌の弱い人の肌に刺激を与えている一因でもあると思われます。

アトピー肌は、肌の保湿がうまくできない(乾燥する)、発汗がうまくできないという、
そもそものトラブル要素があります。
そういった肌へ「外から強制的に汗や体温をコントロールするもの」を当ててしまえば、
肌にさらなる負担や刺激になる、と考えられます。

少し繰り返しになり恐縮ですが、
「汗を拭かないで汗がすぐ乾く」というエアリズムの仕組みは、
化学繊維が肌の表面から汗を奪って、外に放出していく、という仕組みです。
この「機能性」の部分に、自身で気がつかない、コントロールできない
「乾燥状態」や「刺激」が肌に起きている状態になっていることも考えられます

普通の肌の人は、このように汗をうまく外に逃がすというな機能性下着を着て、
問題なく快適にすごせるのだと思いますが、
アトピーの人にはこのような性質のものが肌にあわない場合も大いにあると思います。

汗が早く乾くことより、化学繊維を肌に当てる方がリスクが高いと感じた→エアリズムを着ることが、痒みの軽減にならなかった

汗が早く乾いたとしても、汗は体に残ることも多いですし、
エアリズムを着ていても例えば日中はシャツなどに何か着ていれば結局はムレたりしてきます。状況にもよりますが汗はそれなりに肌に残ると思います(あくまで軽減されるというだけ)

それに加え、化学繊維による肌への刺激もあったと考えられることなどから、
僕の場合は
エアリズムを着てかゆみが軽減されたかといえば、経験上、あまりなかったです。
また、かゆみも継続的にあったように思います。
※もちろん服だけのせいではありませんが

(余談ですが、枕も速乾性の化繊の枕カバーを使っていましたが、
綿に変えてから痒みなどが軽減されたような気はしています)

肌が落ち着いている今でも、化学繊維の服を着ると
赤みや痒みはでてきやすいです。
僕はこういうアトピー素因が強くあるタイプなのかもしれません。

以上のような症状だったので、綿100%の下着にして、
こまめに何かで汗を拭いたほうが、体には優しいように思いました。

また、エアリズムのこの妙にツルツルした繊維ですが、
着ていると、特に肌荒れ、肌がガサガサしている部分に
「何かがひっかかる感じ」
がすごくしました。

感覚的なものですから説明が難しいですが、オーバーに例えれば、ガサガサしている皮膚、荒れている皮膚の部分(特に服とすれる部分)がこすれて剥ぎ取られていく感じでしょうか。

なのでエアリズムの繊維自体にポロポロとはがれた皮膚がついてしまう現象が起きてしまいました。
綿100%の下着だとこういう感覚はあまりなかったです。

僕の場合はこう変わった

エアリズムのパンツや肌着を使用していた頃は、肌に密着するゴムの部分を中心として、締め付け部以外でもお尻などが全体に赤みを帯びて湿疹となり、かゆみがずっと強い状態でした。

これが、綿100%のトランクス(基本、僕はいま無印良品)に変えて、ほぼなくなりました。
ゴム部も締め付け感はさほど変わりませんが、そこの部分も痒みなども消えました。

※ただし、同時にさまざまな自己の体質改善を行っています。
エアリズムをやめたことだけで、アトピーがよくなったとはさすがに思っていませんし、
痒みが消えたり改善を実感したのも半年~1年くらいのスパンがかかっています。
トータル改善の中のひとつ、という位置づけです。

そもそも僕がエアリズムなどの機能性下着を選んでいた理由は
「汗でムレてるから、かゆくなってくる→アトピーを悪化させているのかな」と思い

「汗がすぐ乾く下着に替えたらアトピーがよくなるかも」

という思考からでした。

結果として僕の場合は、
汗が乾くこと云々よりも、化学繊維やエアリズムの機能が体に合わず、
それがアトピーを悪化させていたのではないかと体験的に感じています。

こういった点を疑ったり、気がついたのはアトピーが本当に悪化してからでした。

「エアリズム」に限らず、そしてメーカーや値段帯にかかわらず、
速乾性などをウリにしている化学繊維の下着、肌着は、僕は今、やめたままです。
それで悪化もしていませんし、かゆみもかなり軽減されています。

なのでこの経験を伝えられたらと思い、今回は書かせていただきました。

※2019年3月5日、内容や表現を見直し、本稿を改定しました(基本的な部分は同じです)。

コメント

  1. えとう より:

    アトピー エアリズムでググると一番上に下記の正反対の記事が来るのでどちらもなんともいえないのですがどちらもお医者さんではないようなのでどちらにしろ「全てやめたほうがいいと思います」とか誘導はしない方がいいと思います。

    ユニクロのエアリズム(AIRRism)でアトピーが治った話 – ぐっさんの考え
    https://www.gusan42.com/entry/2018/05/29/071549

    個人的にはエアリズムのパンツはいてゴムで締め付けて肌に押し当てていればそりゃアトピーは悪化するでしょうねと思います、私もそれで綿パンツに戻したので。
    でもアトピーの症状はひとそれぞれ。
    頻繁に汗を拭ったらいい、というのもどんなに肌に優しい生地でもしょっちゅう肌を拭うのは肌にはストレスですし単純に汗をかく量が多くなる、メンタル的にも暑い、頻繁に拭かなきゃというストレスもアトピーには良くないでしょう。
    今年のような酷暑でアトピーには綿オンリーと綿を着て簡単には人前で拭けない部分が汗をかいてずっと乾かない状態を続けるよりエアリズムTシャツを着ている方がよいという方もいるでしょう。
    ひとそれぞれですな。

    • なお平 より:

      ご意見、そしてご参考になるサイトの紹介のほど、ありがとうございます。

      アトピーの症状は確かに人それぞれかと思います。
      さまざまな意見があるということを踏まえて、少し内容を改めてみます。

      また時間のあるときに改めて返信させていただきます。取り急ぎ失礼します。