「アトピスマイル」で肌の保湿力が向上。ステロイドと比べた使用感

ステロイドを塗り続けても決して良くならなかった

アトピーが悪化すればどの部分でも辛いですが、
その中でも「顔」付近は特に辛いと思います。
服などで隠せないですし、なんとなく人の目を気にするようになってしまったり…。

僕は高校の頃から目に見えた悪化が始まり、大学時代には顔がかゆくて赤みをもち、皮膚はカサカサで、ポロポロとはがれることが多く、寝るときも辛い状況でした。

こうなると、学校にもバイトにも行きたくないし、誰にも会いたくないしと、気持ちがふさぎこむことが多かったです。

今現在、僕は生活改善でなんとかこの状況から抜け出しましたが、それでも学生時代から続いた「対人恐怖症」のような感覚は、心の中から完全に消えたわけではありません。

皮膚科でステロイドを処方されて、顔に塗り始めたのが高校2年の頃でした。

塗るのをやめればすぐに悪化するし、塗り続けていてもとても良くなることはないし、という状態が続きました。
気がつけば15年以上も、ステロイドを毎日塗る生活となっていました。

「プロトピック軟膏」で一度は改善したが…

大学2年の頃、当時通院していた病院で「プロトピック軟膏」を試してみてはといわれ、わらにもすがる思いで試しました。

ステロイドをやめ、プロトピックを使うと、すぐに効果は出ました。顔の皮膚が割と「普通」な感じになりました。
ですがステロイドにはなかった、皮膚のヒリヒリ感や、変な違和感を感じるようになりました。
これがプロトピック軟膏の「免疫力を弱めてアトピー改善を図る」という副作用の部分(例えばヘルペスになりやすくなるなど)だったように思います。

使い続けることに不安もありましたが、半年~1年弱くらい使っているうちに、効果もあまりなくなってきたのか、プロトピックを使う前より顔のアトピーが悪化し、どうすることもできなくなり結局ステロイドに戻りました。

そのころには強いステロイドを塗り続けるのはまずいという認識が出来ていたので、プロトピックに変わる軟膏はステロイド(リンデロンVG)にプロペトという保湿剤的な軟膏を混ぜ合わせたものを使うようになりました。
そして10年以上、毎日それなりの量を使用しました。

しかし、悪化することはあれど、よくなること(塗らなくてもいい状態が続くこと)はほぼありませんでした。

ステロイドを顔に塗らないと、外に出られないような皮膚の状態の毎日でした。

アトピスマイルクリームを試してみた

2017年冬、アトピーが急激に悪化した際、顔の状態もかなり悪くなりました。
これを機に、ステロイドを使い続けても解決が見えない以上、乳液や化粧水も試してみようと思い、いくつか試すことを決断しました。

とはいえ「皮膚にあわなかった」→「アトピーさらに悪化」となるのは本当に怖かったので、あまり刺激が強くなさそうなもの、天然成分由来のものを…とネットで調べながら恐る恐る試しました。

例えば無印良品の「敏感肌の人用 化粧水」は、多くのサイトでアトピーの人が使用報告をされていたので、実際に試しました。皮膚に合わないなどはありませんでしたが、僕の場合は、皮膚がぽろぽろとはがれてしまう症状をはじめとしたアトピー肌には、特に効果を感じませんでした。(化粧水だから当たり前かもしれませんが)

こんな感じで2、3試したうちの1つが「アトピスマイルクリーム」でした。

アトピスマイルクリームとは

「ライスパワーNo.11」という皮膚水分保持能を改善する有効成分を配合したクリームで、肌自らが水分をキープできるようになることを目的としたクリーム。
有効成分が基底層までしっかり浸透し、健やかな細胞を育て、肌内のセラミドを増大。皮膚水分保持能を改善して、バリア機能の整った肌へと導く。

というものです。
(詳しい説明は「アトピスマイルクリーム」の公式サイトを参照。こちらでは細かい能書きよりも「実際使ってどうだったか」「効果はあったのか」を主眼に書きます)

アトピー肌でも「保湿」を実感

アトピー肌は「皮膚バリア」が低下していて、肌そのものの保湿能力が低下している状態です。
(皮膚バリアとは、皮膚が持っている、外からの異物の侵入や攻撃を防ぐバリア機能です)

僕の場合は、アトピスマイルクリームを塗って割とすぐに
「これが肌が保湿できている状態なのかな」というのを感じました。

「肌に潤い」が少しはでてきたのかなというのがとてもわかりやすかったです。

塗ってひと月、ふた月くらいで、皮膚がぽろぽろとはがれる状態もかなり緩和されてきました。

アトピスマイルの使用感を、ステロイドと比較すると

「アトピスマイル クリーム」と「ステロイド」を比べての、私的な感想です。

「アトピスマイル」を使って感じたのは、
肌そのものの保湿力が改善された」「肌の中に潤いが出てきた」という点です。

この「保湿力があがった」という感じは、どんな強いステロイドを使っても(かつプロトピックでも)体験したことがなく、ステロイドなどの「薬」とは性質が違うものと感じました。

ステロイドの皮膚への効果の現れ方として、傷口を「治療」「治癒」するという感じがありますが、「アトピスマイル」はこういったものとは、性質が違うと感じました。

つまり「血が出ている」「ジュクジュクしてる」「湿疹がひどい」というような肌のかなり悪い状態では「アトピスマイル」ではなく、まずはステロイドを塗ったほうが効果があると思いました。

なので僕はアトピスマイルを使い始めのころは、ステロイドである程度、肌の状態を作ってからアトピスマイルを塗る(同時に塗るわけではありません) → 効果を確認 ということを繰り返し、徐々にステロイドの使用量を減らしていきました。

減らしていった・・・というのは、意図して減らした部分もありますが、実際にアトピスマイルだけでも大丈夫だなという日が増えていったことも上げられます。
最初から脱ステロイドを目指そうと思ってアトピスマイルを使い始めたわけではありません。

使い始めて約1ヶ月もすると、アトピスマイルを顔に塗るだけで過ごせる日が何日か出てきました。

今では使って1年以上が経過しますが、ステロイドを使うことはほぼなくなりました。
結果的に、脱ステできてしまったという感じです。

肌へのなじみ具合

僕が処方され使用しているステロイド(リンデロンVG+プロペトの混合)軟膏は、塗るとどうしても「テカり」ます。なので顔(皮膚)に塗った時は、なじむまであまり人に顔を合わせたくない感覚がありました。

それに対し「アトピスマイル」は塗ってからのテカりはほぼなく、すぐに肌になじみます。
つまりクリームを塗ったことがほとんど分かりません。
使用してすぐに外出できるようになったことは、かなり心理的に楽になりました

成分が乾いたときの感じ

ステロイドとアトピスマイルの違いは、成分が乾いたときにも感じます。

ステロイドは成分が乾くと、その後また皮膚が乾燥してきたり、皮膚がはがれてきたりすることの繰り返しでしたが、アトピスマイルを塗った場合はそれが少ないように思いました。
このあたりからも、アトピスマイルは「肌の保湿力」を向上させ、皮膚そのものの状態を改善しているという印象を受けました。

皮膚が良くなった時にも、良くなり方が違う気がした

ステロイドだと皮膚が良くなったときに、シワになりやすかったり、逆にその部分だけシワが変に少なかったりなど、見た目に違和感が残ったりすることがあると思います。
ところが、アトピスマイルではそれが少ないように思いました。

「普通の肌の見た目に戻っている」という感じがしました。
この点も、ステロイドでは改善することは全く見込めていなかったので、
使用してとても嬉しく感じた点です。

ステロイドの使用量は1年で(最低見積もりでも)1/10以下に減り、ステロイドは、ほとんど塗らなくても大丈夫な状態になりました。

まとめると

「アトピスマイルクリームを塗っておけば大丈夫」とか「脱ステした方がいい」とか単純なことを言うつもりはありません。

とはいえ、アトピー肌に今も悩み、皮膚科などに通院してらっしゃる方の多くが、ステロイドやプロトピックを継続して使用していても根本的には改善していないのではないでしょうか。

であるならば。

何かを少し変える、試すということでしか、現状は変わっていかないはずです。

もちろん、試すことには不安が残ります。
僕も「試す」ことへの怖さは本当にありました。

ただ、皮膚科で処方されたモノを使い続けていても効果がないのであれば、何かを変えていかなければ、アトピーが治るとは僕には考えられません。

僕の場合は、現状を強く変えたいと思って、試してみました。
本当に、これだけです。

25gで2500円(+税)、通院なども必要なく、これでアトピー肌の改善のきっかけがつかめる可能性があるならば、試す価値はあるはずと考えました。

そして試して合わないと感じたら「途中でやめる」のも勇気です。

僕の場合は、早い段階から目に見えて効果があり、アトピー(肌の状態)は本当によくなりました。

様々な病院・皮膚科に通いましたが「アトピスマイル クリーム」の存在や効果は、どの医師からも教えてもらえなかったことでした。
(医師の方は処方箋出すのがお仕事ですから、当然かもですが)

このような紆余曲折を経て、僕のアトピー肌(特に顔)は、かゆみや皮膚のはがれ、カサカサ乾燥も今では少なくなり、見た目は割と普通な感じに落ち着いているように思います。